○カークリコ 20枚
○ススキ 25本
○リンドウ 15本(紫・薄ピンク)
○スプレーマム 20本(グリーン・ピンク)
○ルスカス 15本
レッスンのため、ディーズのドアを開けると、
松尾太一。先生の声で、
「今日の花材は難しいぞぉ~」とスタッフの方と
話しているのが聞こえてきました。
えっ?どんな花材?と少々不安になりながら花材を
見ます。
この葉っぱ、今まで一度も使ったこと無い!
カークリコです。
名前は知っていたものの、実物を手にするのは初めて。
全体的には、日本の秋の花材。
これをどうアレンジしていくか。。。
先生から少しアドバイス。
「カークリコは、加工のしようがない葉。」
丸めようと思っても折れてしまうし、穴を開けたすると
縦に裂けたりするし。
カークリコの葉を持ちながら、花器を考えます。
そして、ガラスの試験管を3本立てたような器を全部で13個
使ってディスプレイすることにしました。
カークリコの葉の面を生かして、ガラスの器に挟み込み、
葉の先の跳ねる感じで少し遊んで。
カークリコから、絶妙なラインを持ったリンドウを出します。
残りのリンドウはカークリコの影から見え隠れするように。
そしてスプレーマムは、花を固めて色のアクセントを置くように。
ススキは、穂先の「ふわふわ」感のみを使って。
最後にルスカスが残ってしまって、少し困りました。
これをどうしようか?
普通に花の下に敷き詰めては面白くありません。
それにここまで仕上がった作品が、そんな風にルスカスを
入れることを拒んでいます。
そこで、ガラスの器の中から外に逃がすように入れてみました。
日本の秋・・・だけど、カークリコの面が主張して強い印象の
作品となりました。
全体的になんとなく、さらっと仕上がったのかしら?
今回の作品を作りながら、なんとなく
「もっとがっつりとオブジェっぽいものを作りたいなぁ~」と
創作意欲がわいてきたレッスンでした。
最後に、このコース、ご一緒している方の作品もご紹介します。
同じ花材でも、まったく違ったものができあがる・・・
お花って面白いです!!!