○キバデマリ 5本
○アンスリウム 11本
○丹頂アリアム 30本
○カーネーション 20本
フリースタイルコース4回目。
またまた花器を選ぶレッスン。
まずは用意されている花材が目に入ってきました。
真っ赤で鮮やかな大きなアンスリウムに、黄色のカーネーション。
色のインパクトが・・・。
そこにキバデマリ???
そして、初夏に登場する丹頂アリアムがもう出ている?
頭の中がぐちゃぐちゃになりそうな、でもまとめなければ。。。
太一。先生から花材についてアドバイスをもらいました。
キバデマリは、葉っぱのグリーンがクリアできれい。
枝物だから引っ掛けるきっかけになる。枝でベースを
作ったり、留めを作ったり。
アンスリウムは、ラインとしても、面としても、色としても。
丹頂アリアムは、ライン。くねくねしたところが面白い。
そして、しなる。
それらをどの器でどう組み合わせて作り上げるか・・・。
一番難しいのは、キバデマリかなぁ~?
枝物と丹頂アリアムの渋い色合いで、なんとなく「和」っぽい
感じもするし、でもつやつやした真っ赤なアンスリウムは
思いっきり「洋」。
花材の量を考えながら花器の棚を見渡し、いつもとちょっと
違う感じの黒の丸い水盤を選びました。
深さもそんなにありません。
でもこの一面を埋めるほどのボリュームはないので、
オアシスを1本、高さを半分にして片側に寄せ、
テープと使わない枝の部分で留めました。
まずは、キバデマリでベース作り。
枝の向きや形を見ながら、一方へ伸ばすものとグリーンの葉の
きれいなところを見せる場所を作りました。
それから、丹頂アリアムのラインを活かしながら
絡めて丸く作っていきます。
アンスリウムは、丹頂アリアムで作ったドームの中に、
面と色で重ねて。
そしてそこから飛び出るように、アンスリウムのラインも
生かして赤い色のポイントをちょっと逃がします。
最後に黄色のカーネーションで足元を埋めて。
花が少し固めだったのと、20本では埋めきれないかもしれないと
思い、ガクをはずしてフリフリにし、ボリュームを出しながら
赤のアンスリウムとのコントラストも楽しみながら生けていきました。
器を全部埋めていないので、水盤の水が覗く部分も面白いです。
水に墨汁を混ぜると、留めで使った枝も隠れるし、鏡面になって良いとのこと。
(花は墨汁の色を吸わないので心配ないそうです)
最後に「力作です!」と言っていただきました。
フリースタイルコースも毎回楽しくレッスンしています。
自分で花材も組み合わせられる力が身に付けば、もっと楽しくなるはず(笑)